シリケンイモリの特徴

  • 黒い体に散る金色の斑点が美しい
  • アカハライモリより一回り大きく見応えがある
  • 丈夫で餌付きもよく飼いやすい
  • 寿命が10〜20年と長い
  • 陸に上がる時間が長く、陸場での姿も楽しめる
  • 尾が刀のように伸びる(名前の由来)
  • アカハライモリとの違いを見比べる楽しさがある
  • 個体ごとに斑の入り方が異なる

性格:おっとりしていて動きはゆるやか。アカハライモリより陸に上がる傾向が強い

シリケンイモリの基本情報・スペック

体長
12〜18cm
体重
10〜20g
寿命
10〜20年(飼育下)
食性
肉食性(動物質)
活動時間
昼夜問わず活動(水陸を行き来する)
原産地
日本(奄美諸島・沖縄諸島)
生息環境
湿地・水路・林床の水たまり
繁殖様式
卵生(水草に産みつける)

シリケンイモリの飼育環境・ケージの選び方

  • 必要スペース45cm水槽が置けるスペース
  • お世話時間1日5〜10分(餌やり・霧吹き・観察)
  • ケージ45cm水槽(水深10〜15cm+広めの陸場)
  • 温度18〜26℃(28℃以上は危険)
  • 湿度陸場は湿らせて維持。水質管理も重要
  • 照明不要(観賞用に弱い照明があると良い)
  • 床材ソイルや大磯砂+コルクや石で広めの陸場をつくる
  • 冷凍アカムシ・イモリ用人工飼料・コオロギ
  • 給餌頻度2〜3日に1回
  • 飲み水週1回、1/3程度の水換え。カルキ抜きは必須

シリケンイモリを飼う前に知っておきたいこと

💡 飼育のポイント

45cm水槽に水深10〜15cmで水を張り、コルクや石で広めの陸場を作ります。アカハライモリより陸に上がる時間が長いので、陸場は余裕をもって。餌は冷凍アカムシや人工飼料を2〜3日に1回、夏は水温が28℃を超えないよう注意してください。

✨ 重要チェックポイント

  • 高水温に弱い
  • 脱走に注意
  • 皮膚に毒があり触ったら手洗い
  • 陸場を広めに作る
  • 皮膚にフグ毒(テトロドトキシン)があるため触ったら必ず手を洗う
  • フタを必ずして脱走を防ぐ
  • 野外の個体を採集・放流しない

シリケンイモリの健康管理・病気の予防

主な病気と予防法

水カビ病
水質悪化や傷が原因。白い綿状のものが付く。水換えと水質改善、悪化時は獣医へ
高水温によるダメージ
28℃以上が続くと衰弱。夏はファンや涼しい場所で対策
ツボカビ症
両生類の感染症。新規個体は隔離し、器具の使い回しを避ける
皮膚の乾燥
陸場が乾きすぎると弱る。霧吹きで湿度を保つ

🏥 動物病院へ行くべき症状

食欲不振が1週間以上続く
皮膚に白い綿状のカビ
体が異常に膨れている
ぐったりして動かない

シリケンイモリのトラブルと対処法

⚠️ 脱走してしまう
壁を登り隙間から出ます。フタは必須で隙間もふさいでください
⚠️ 水に入らない
本種は陸に上がる時間が長いのが普通です。ただし水質悪化が原因のこともあるため水換えを
⚠️ 餌を食べない
水温を18〜26℃に調整。環境変化の直後は数日様子を見る

シリケンイモリのよくある質問(FAQ)

  • Q. アカハライモリとの違いは? シリケンイモリの方が一回り大きく(12〜18cm)、黒地に金色の斑が入るのが特徴です。陸に上がる時間も長めです
  • Q. 初心者でも飼えますか? はい。丈夫で餌付きもよく、アカハライモリと同様に飼いやすい種です
  • Q. 触っても大丈夫? 皮膚にフグ毒(テトロドトキシン)があります。扱った後は必ず手を洗ってください
  • Q. 寿命はどのくらい? 飼育下では10〜20年になることもあります
  • Q. 陸場は必要? 必須です。本種は陸に上がる時間が長いため、広めの陸場を用意してください

シリケンイモリの飼育でよく挙がるポイント

飼育者からよく挙がる声や専門店の情報をもとに、編集部がポイントをまとめました。

1
アカハライモリとの違い
一回り大きく(12〜18cm)、黒地に金色の斑が入る点が分かりやすい違いとしてよく挙げられます。陸に上がる時間が長いのも特徴です。
2
陸場は広めに
水中より陸で過ごす時間が長いため、陸場を狭く作ると落ち着かないという指摘が多く聞かれます。
3
丈夫で飼いやすい
餌付きがよく、水槽で手軽に飼える点はアカハライモリと同様です。
4
夏の高水温に注意
28℃を超えると弱ります。南方の種ですが高水温に強いわけではない点は誤解されやすいポイントです。
5
皮膚の毒と脱走
皮膚に毒があるため扱った後は手洗いを。壁を登って脱走するのでフタも必須です。