カエル類

ウーパールーパーの飼い方|寿命・水温・初期費用を完全解説

ウーパールーパーはどんな生き物?

つぶらな瞳と、ふさふさした外鰓(がいさい)。愛らしい姿で長年愛され続けているウーパールーパーは、実はサラマンダーの仲間です。正式にはメキシコサンショウウオといい、両生類に分類されます。

大きな特徴は「幼形成熟(ようけいせいじゅく)」。多くの両生類が成長すると陸に上がるのに対し、ウーパールーパーは子どもの姿のまま大人になり、一生を水中で過ごします。あの外鰓は、子どもの特徴がそのまま残ったものなのです。

寿命は10年以上

ウーパールーパーは、適切に飼育すれば10年以上生きます。見た目の可愛らしさで気軽に迎えられがちですが、長い付き合いになる生き物だと心得ておきましょう。

いちばん大事なのは「水温」

ウーパールーパー飼育で最も重要なのが水温管理です。暑さに弱く、水温が高すぎると体調を崩してしまいます。

適温は20℃前後。夏場は水温が上がりやすいため、水槽用のファンや冷却装置での対策が欠かせません。直射日光の当たる場所や、エアコンのない締め切った部屋での飼育は避けましょう。逆に冬は、極端に冷えなければヒーターなしでも過ごせることが多い生き物です。

水槽と水質

水槽は単独飼育なら45〜60cm程度が目安。ろ過装置を設置し、こまめな水換えで水を清潔に保ちます。強い水流は苦手なので、フィルターの排水は弱めに調整しましょう。

カラーバリエーション

ウーパールーパーには、いくつかの色のタイプがあります。代表的なのは、白い体に黒い目のリューシスティック、白い体に赤い目のアルビノ、黒っぽいブラック、まだら模様のマーブルなど。どれも飼育方法は同じなので、お気に入りの色合いで選んで大丈夫です。色によって価格にも差があります。

餌はウーパールーパー専用の人工フードが手軽で便利です。冷凍赤虫なども好んで食べます。食欲旺盛ですが、与えすぎは水を汚し肥満の原因にもなるため、適量を守りましょう。

床材は慎重に

ウーパールーパーは餌と一緒に底の砂利を飲み込んでしまうことがあります。これが体内で詰まる「誤飲(ごいん)」は大きなトラブルのもと。床材は敷かない(ベアタンク)か、飲み込めない大きさの石を選ぶのが安心です。

混泳はできる?

基本は単独飼育がおすすめです。ウーパールーパー同士でも、相手の外鰓や手足を餌と間違えて噛んでしまうことがあります。魚との混泳も、つつかれたり食べたりとトラブルになりがちです。

体調不良のサイン

外鰓がいつもよりしぼんでいる、餌を食べない、体が浮く、傷ができている——こうしたサインは体調不良の合図かもしれません。水質悪化水温上昇が原因となることが多いので、まずは飼育環境を見直しましょう。

初期費用の目安

  • 生体: 1,000円〜数千円(種類による)
  • 水槽・ろ過装置: 5,000円〜15,000円
  • 夏の冷却対策(ファン等): 2,000円〜

生体は手頃ですが、夏の水温対策は必須の出費と考えておきましょう。

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