カメ類

ギリシャリクガメの飼い方|値段・寿命・ヘルマンリクガメとの違い

ギリシャリクガメはどんなカメ?

ギリシャリクガメは、地中海周辺に分布する小型〜中型のリクガメです。甲羅の美しい模様と、のんびりした性格で、リクガメ飼育の入門種として高い人気があります。

「ギリシャ」と名前につきますが、実際の分布はギリシャに限らず広範囲。甲羅の模様がギリシャ風の装飾に似ていることが名前の由来とされています。

値段の相場

ギリシャリクガメの価格は、おおむね15,000円〜40,000円ほど。ベビーは手頃で、育った個体や状態の良い個体はやや高めです。リクガメの中では入手しやすい価格帯といえます。

寿命は30年以上

リクガメはとても長生きです。ギリシャリクガメも適切に飼育すれば30年以上生きることが珍しくありません。迎えるときは、その長い年月をともに過ごす覚悟を持ちましょう。自分のライフプランも見据えて検討したい種です。

飼育環境

  • ケージ: 成長すると甲長20cm前後に。最終的に幅90cm以上のスペースを
  • 温度: バスキングスポットを設け、しっかり体を温められるように
  • 紫外線ライト: 甲羅と骨の健康に必須。リクガメ飼育の要です
  • 床材: 適度に湿度を保てる床材を。乾燥しすぎに注意

紫外線ライトの選び方

リクガメ飼育で軽視できないのが紫外線ライトです。UVB(紫外線B波)を出す爬虫類用ライトを使い、定期的に交換します。製品によって寿命は異なりますが、見た目に明るくても紫外線量は徐々に落ちるため、半年〜1年程度での交換が目安です。ライトと甲羅の距離も適切に保ちましょう。

餌は草食が基本

ギリシャリクガメは草食性です。小松菜やチンゲン菜などの葉野菜、タンポポやオオバコといった野草を中心に与えます。果物や動物性の餌は与えすぎないのが健康維持のコツ。カルシウム剤も適度に補いましょう。

ヘルマンリクガメとの違い

入門リクガメとしてよく比較されるのがヘルマンリクガメです。どちらも飼いやすい小型種ですが、いくつか違いがあります。

ヘルマンリクガメは尻尾の先に爪のような突起があり、性格は活発な傾向。ギリシャリクガメは尻尾の付け根あたりに突起があり、比較的おっとりした個体が多いといわれます。甲羅の模様や雰囲気も異なるので、実際に両方を見比べて、好みで選ぶのがおすすめです。

冬の温度管理

野生では冬眠する種ですが、飼育下での冬眠は体調管理が難しく、初心者にはおすすめできません。冬もヒーターで適温を保ち、冬眠させずに飼うのが安全です。

健康管理のポイント

リクガメに多いトラブルが甲羅の異常結石です。栄養バランスの偏り、紫外線不足、水分不足が主な原因となります。日々の食欲・排泄・歩き方の様子を観察し、いつもと違う様子があれば早めに爬虫類対応の動物病院へ相談しましょう。

よくある質問

初心者でも飼える?

はい。リクガメの中では飼いやすく、入門種として定番です。ただし紫外線管理や長い寿命など、リクガメならではのポイントは押さえておきましょう。

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