アオジタトカゲの種類と見分け方 — 系統別の特徴ガイド
アオジタトカゲは一種類じゃない
「アオジタトカゲ」とひとくちに言っても、実はいくつもの仲間(種・亜種)が存在します。見た目や性格、価格にも違いがあるので、迎える前に系統の特徴を知っておくと、自分に合った一匹を選びやすくなります。
大きく分けて「オーストラリア系」と「インドネシア系」
ペットとして流通するアオジタトカゲは、産地でおおまかに2系統に分けられます。
オーストラリア系
キタアオジタ(ノーザン)に代表される系統です。体が大きくがっしりしていて、発色が美しい個体が多いのが魅力。流通量はやや少なめで、価格は高めの傾向があります。落ち着いた性格の個体が多いといわれ、じっくり飼い込みたい方に人気です。
インドネシア系
メラウケアオジタなどが含まれる系統です。比較的流通が安定していて、入手しやすい価格帯。スラッとした体型の個体が多く、はじめてアオジタトカゲを飼う方にも候補になりやすい系統です。
代表的なアオジタトカゲ
- キタアオジタ: もっともポピュラー。丈夫で飼いやすく、入門種として高い人気。価格は3万円前後から
- ヒガシアオジタ: 細かな模様が美しい。流通はやや少なめでファン人気が高い
- メラウケアオジタ: 体が長め。インドネシア系の代表格で入手しやすい
- ハルマヘラアオジタ: 独特の色合いが魅力でコレクター人気が高い
系統で変わる飼育環境
基本的な飼い方は共通していますが、産地の気候が違うため、最適な環境には微妙な差があります。
オーストラリア系は比較的乾燥した地域の出身なので、湿度はやや低めでも問題ありません。一方、インドネシア系は熱帯の島々が原産のため、やや高めの湿度を好む傾向があります。床材を湿らせる頻度や、水入れの大きさで調整してあげましょう。
また、オーストラリア系のほうがじっくり育てる前提の体格になりやすく、終生飼育のケージは余裕を持って準備したいところ。迎えたい個体の系統が分かったら、その産地に合わせた情報を集めるのが失敗しないコツです。
初心者にはどれがおすすめ?
はじめての一匹なら、キタアオジタが無難です。丈夫で性格も穏やか、情報も豊富なので困ったときに調べやすいのが利点。流通量が多く、価格も安定しています。
「人とは違う個体を飼いたい」という方は、ヒガシアオジタやハルマヘラなど、こだわりの系統を探す楽しみもあります。ただし珍しい系統ほど情報が少なく、価格も上がりがち。まずは入門種で飼育に慣れてから、2匹目で挑戦するのもおすすめです。
見分け方のポイント
体型のがっしり感、地色、模様の入り方、お腹側の色などが見分けの手がかりになります。ただし個体差も大きく、写真だけでの判断は難しいもの。購入時はショップに系統や産地を確認するのがいちばん確実です。
よくある質問
系統が違うと飼い方も大きく変わる?
基本は共通ですが、インドネシア系はやや高めの湿度を好むなど、細かな違いがあります。迎える系統に合わせて微調整しましょう。
系統不明の個体は避けるべき?
必ずしも避ける必要はありませんが、最適な環境を整えるには産地情報があると安心です。気になる場合は、産地が明記された個体を選びましょう。