トカゲ類

トッケイヤモリの飼い方|鮮やかな体色・鳴き声・ハンドリングの注意点

トッケイヤモリはどんなヤモリ?

トッケイヤモリは、東南アジアに広く分布する大型のヤモリです。青みがかった灰色の体に、鮮やかなオレンジや赤の斑点が散りばめられた美しい姿。ヤモリの中でも特に存在感のある種です。

体長は30cm近くに達することもあり、ヤモリとしてはかなり大型。その迫力あるルックスに惹かれるファンが大勢います。

名前の由来は鳴き声

「トッケイ」という変わった名前は、その鳴き声から来ています。「トッケー、トッケー」とはっきり聞こえる大きな声で鳴くのです。

この鳴き声はかなり大音量。集合住宅や、夜間の静けさが気になる環境では、飼育前によく考えておきたいポイントです。

気性は荒め、噛む力も強い

トッケイヤモリは、見た目の美しさとは裏腹に気性が荒い個体が多い種です。警戒すると口を大きく開けて威嚇し、噛みついてくることもあります。大型ヤモリだけに噛む力も強く、油断は禁物です。

「触れ合うペット」というより「眺めて楽しむペット」。その性質を理解したうえで迎えることが大切です。

飼育環境

トッケイヤモリは樹上で暮らすヤモリです。飼育ケージも立体的に整えましょう。

  • ケージ: 高さのあるタイプを。流木やコルクバークで登れる場所をつくる
  • 温度: 熱帯性なので、しっかり暖かく保つ
  • 湿度: やや高めをキープ。霧吹きで調整します
  • シェルター: 昼間に隠れられる場所を必ず用意

餌は昆虫食。コオロギやデュビアなどを、カルシウム剤を添えて与えます。大型なので食べる量も多め。夜行性のため、給餌は夜の時間帯がおすすめです。

ハンドリングは無理をしない

前述の通り、トッケイヤモリはハンドリング向きではありません。メンテナンス以外でむやみに触ろうとすると、お互いにストレスになります。美しい姿をじっくり観察する——そんな付き合い方が、この種には合っています。

寿命と長期飼育

トッケイヤモリの寿命は、飼育下では10年以上と長め。気性は荒くても、毎日のお世話を丁寧に続ければ長く付き合えるパートナーになります。お世話のとき、無理に手を入れずピンセット越しの給餌などで距離感を保つと、お互い安心です。

入手と購入時のチェック

トッケイヤモリは爬虫類専門店やイベントで見かけることがあります。価格は1万円前後から。野生個体(WC)の流通が多めの種なので、購入時は餌を食べているか痩せていないか体表に傷や寄生虫がないかを確認しましょう。可能であればCB(飼育下繁殖)個体を選ぶと、状態が安定していて安心です。

よくある質問

初心者でも飼える?

飼育設備の管理自体は難しくありませんが、気性の荒さと鳴き声があるため、ヤモリ飼育に少し慣れてからのほうが安心です。

慣れてくれる?

個体差はありますが、ベタベタに慣れることは期待しないほうがよいでしょう。距離を保った付き合いを前提に迎えましょう。

鳴き声はどのくらいうるさい?

大型犬の吠え声に近い音量と表現されることもあるほどです。深夜に鳴くこともあるので、住環境とよく相談してから迎えましょう。

トッケイヤモリの詳細ページを見る →

条件で探す